北方領土問題は、単にロシアに領土を奪われているという問題ではありません。父祖が築いた文化、生活、さらにはその基盤となる自然や資源をも奪い去られているというのがこの問題の真相です。
本コンテストでは、北方領土やその周辺に存している豊かな水産資源、さらには農作物や畜産物を活かしたレシピをご考案いただき、「食」という新たな視点を通して、北方領土問題へのご関心を深めていただきたいと考えております!
「故郷の鮭のコンフィ~2種のソースとマッシュポテトを添えて~」
「オホーツクの親子ラーメン」
◆一般部門
「あったかもしれない北方四島の味」
「フライパンひとつで簡単!北方領土の恵みパエリア」
1次審査を通過された方には、2月上旬をめどにメールでご連絡いたします。
・高校生以下部門
・一般部門
◆応募条件
・レシピには「課題食材」5品の内2品以上を用いること。
・「北方領土への思い」(300字以内)を書くこと。
内容例…本レシピコンテストに応募した理由 、北方領土に関心を抱いた経緯 、北方領土問題についてどのように考えているか等
◆1次審査
応募いただいたレシピについて書類審査を行います。
◆2次審査
「高校生以下部門」「一般部門」から1次審査で上位となった各2品(計4品)をプロの調理人が調理し、審査を行います。
【審査員】シェフYouTuberのジョージ氏及び北方領土啓発次世代ラボのメンバー
◆表彰
最優秀賞(各部門1作品)
表彰状、北方領土隣接地域・旬の特産食材セット、レシピブックの作成、調理動画の作成
優秀賞(各部門1作品)表彰状、北方領土隣接地域・旬の特産食材セット、レシピブックの作成
※レシピブック及び調理動画は、今後北方領土関連のイベントで利用させていただきます。陸の幸(2品) 牛乳、大根
※課題食材を2品以上使用していれば、どのようなレシピでも構わない
タラ、ハモ、コマイ、ホッケ、カニ、
つぶ貝、昆布
陸の幸
玉葱、馬鈴薯
北方領土問題とは…?
北方領土問題とは、ロシアによって、日本国民が大切に護ってきた日本固有の領土である北方四島(択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島)を不法に占拠され続け、文化や生活が喪われているという進行中の問題です。過去の問題では決してありません。
北方領土が奪われた経緯
ソビエト連邦(現ロシア)は、第二次世界大戦において日ソ中立条約に違反して日本を攻撃しました。更には日本がポツダム宣言の受諾によって、降伏の意志を明確に示した後も国際法に反して侵略を続け、ついには北方四島を占領、二万人弱の日本国民を強制的に退去させました。
なぜ北方領土が「日本固有の領土」と言えるか
日本は、江戸時代である17世紀初頭から松前藩によって北方四島の統治を明確にしました。安政2年(1855)にロシアと日魯通好条約を結んだ際には、択捉島と得撫島(ウルップ島)の間に国境を定めており、北方領土がロシアを含む外国の領土となったことは一度もありません。昭和27年(1952)に発効したサンフランシスコ平和条約において、日本は千島列島と北緯50度以南の南樺太を放棄していますが、本条約における千島列島には北方四島は含まれておらず、北方領土が日本固有の領土であることに変わりはありません。
※千島列島及び北緯50度以南の南樺太は帰属未確定地です。
食べて考えよう!北方領土レシピコンテスト運営事務局
MAIL : recipe_hoppou@stage.ac
対応時間:平日10:00~19:00
・応募の際に記載された個人情報は入選の際の賞品送付等、運営上必要な場合にのみ利用します。
・応募作品は実施主体及び関係機関が発行する各種印刷物やSNS等で広く紹介する場合があります。
・応募作品の著作権は応募者に帰属しますが、応募時点で実施主体の許可した団体に対し、応募者の許諾なしで無償で利用、公開することに同意したものとします。